釜山大橋を過ぎて影島海岸に沿って9.1㎞の最南端に位置している太宗台遊園地は、54万2千坪の面積に海抜250mの最高峰を中心に、黒松を始めとする120種以上の樹木がうっそうと生い茂っており、海岸には削って建てたような絶壁と奇岩怪石からなっており、うねる波とともに絶景を築いています。澄み渡った日には約56㎞の距離である日本の対馬島まで見ることができ、釜山を代表する観光名所として、古くから詩人や墨画家らがよく訪れた所です。ここは日帝時代から長い間、軍の要塞地として使われた関係で、一般市民の出入りが制限されてきましたが、1969年に観光地に指定され、1970年から総延長4.3㎞の循環道路を開設し始めて3年ぶりに完工しました。1974年に太宗台遊園地造成計画に基づいて本格的な開発に取り掛かり、全国的な観光地として面貌を刷新しました。
太宗台は新羅第29代の太宗・武烈王が三国統一の偉業を成した後、全国を巡回していた最中にここの海岸の絶景に心酔し、弓を射て楽しんだ所ということに因んだ名前です。
また、日照りがある時には東莱府使がこの地で雨乞いの祭(祈雨祭)を執り行った所として有名であり、特に旧暦の5月初めから十日までの間に降る雨はテジョンウ(太宗雨)として呼ばれています。